法人事業税
法人事業税は、事務所等の住所のある都道府県、市町村において課される地方税です。
事務所が複数ある場合は、一定の基準で分割することになります(「分割基準」)。
僕が働いている会社は製造業のため、分割基準は、「事業年度最終日における従業員数」です。
ただ、資本金1億円以上の製造業を営む企業については、工場の従事者については、その従業員数の1/2を加算する、という独自の規定も定められています。
例えば事業所が2つあり、それぞれの人員が①間接業務従事者50人、②工場従事者50人 とすると、
①:②=50:75(50×1.5) という基準をもとに事業税額を分割することになります。
「従業員数」についても、「実際に働いている人」のことを指すようで、正社員だけではなく派遣社員やパート社員も含まれます。逆に、正社員でも休職者は含めないことになっているようです。
実態をより重視した基準といえそうです。
とりあえず5月の予定納付は無事に済みそうですが、6月、7月も初めてやる申告(法人税(連結)、消費税 等)が次々にあり、まだまだ勉強は続きそうです。