つみたて投資完了後のお金の「使い方」を学ぶ本
カン・チュンドさんの本です。
現在、さまざまな本でおすすめされているつみたて投資の「終わり方」に焦点を当てた珍しい本です。
3つのステップに分かれるようです。
①定年前に投信の任意解約を一部してみる(できれば10万円以上)
=解約する事に慣れる
②さまざまなファンド等で行っていた投資を、インデックスファンド1本にまとめる
③安全資産とリスク資産の割合を決めて、定率で取り崩していく
定率取崩の金額はトータル金額から決める
この本で一番参考になったのはこの部分でした。
例:定率取崩:3%
安全資産:リスク資産=6:4
200万円保持(安全:リスク=120:80)
1年後
運用益 安全資産:1% リスク資産:15%
→安全資産:132万円 リスク資産:92万円
取崩額=224万円×3%=6.72万円
残額=224-6.72=217.28万円
あるべき安全資産:リスク資産 金額=130.368:86.912
→リスク資産を多く取り崩したうえで、一部を安全資産の充当
今の段階で仮計算しただけでも頭が混乱してきました。
これを定年後にやるのはなかなか厳しいと思うので、事前準備が必要そうです。
・リスク資産のインデックスファンドは1つにする。
・毎年の取崩し+調整(リバランス)のため、エクセルのフォーマットでも作っておく